今回は「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」を読んで感じたフィンランド人の働き方、生き方。ウィルビーイングが大切な理由についてまとめてみました。
幸福度ランキング世界1位のフィンランド。
日本人の考え方とは違うフィンランド人の考え方。
フィンランド人はウィルビーイングを大切にしている。
ウィルビーイングとは何なのか、フィンランド流の考え方がとても共感出来たのでシェアしていきます。
フィンランドとは
北ヨーロッパにある国
面積は日本と同じくらい
人口は北海道くらい
国土の7割が森林で自然が多い
オーロラが綺麗
格差が少ない民主主義国
冬の日照時間が3時間ほどで気温マイナス30℃
幸福度ランキング世界1位(2018年、2019年)
フィンランド人について
シャイで無口の恥ずかしがり屋さんが多い
サウナが大好き
ドライな人間関係
フィンランド人の働き方、生き方について
ワークライフバランスが取れている
フィンランド人の働き方はしっかり休んで効率よく働くといったワークライフバランスが取れている働き方をしています。
まず、残業はしません。有給消化率は100%です。
皆が残業をせず、有給をちゃんと使いきるので日本みたいに休みを取りづらい雰囲気はないそうです。
8時に始業して16時に仕事が終わります。
17時にはオフィスに誰もいません。
コーヒー休憩が法律で決まっている
フィンランドでは法律でコーヒー休憩というのが1回10分くらい、2回取ることが決まっています。
1度休憩してまた効率よく働くことが出来るので利にかなってます。
また、決まった時間にエクササイズ時間というものがあり、強制ではないですが社員全員でエクササイズをして懲り固まった筋肉をほぐすということもするそうです。
大人の夏休みが1ヶ月もある
なんとフィンランドのほとんどの会社では夏休みが1ヶ月もあります。
1ヶ月もあったら何しようかって考えちゃいます。
学生の頃は1ヶ月くらいの長期休みはあったけど、社会人になってからは取ったことないです。
1ヶ月休みを取ると最初は解放感に溢れ、段々と仕事をしたくなってくるそうです。
復帰する頃にはエンジン全開で仕事が出来て気分もリフレッシュされるとのことです。
実力主義
フィンランドの会社は残業がない、コーヒー休憩がある、休みが多いと働きやすいところが多いですが実力主義的な会社が多いので、仕事が出来ない人やサボりたいと考えている人にとってはきついかもしれません。
ウィルビーイングの考え方
フィンランド人は「ウィルビーイング」という言葉をよく使い、重要視します。
ウィルビーイングとは「身体的、精神的、社会的に良好な状態」なことを指します。
つまり、「バランスが良い生活」です。
このバランスが良い生活をフィンランド人は大切にします。
また、このバランスが良い生活を維持するために、効率を重視します。
平日も仕事の時間もプライベートの時間も大切にするので定時で上がり、オンオフの切り替えがフィンランド人は上手だそうです。
何歳から誰でもなりたい職業になれる
フィンランドは格差が世界で2番目にないと言われています。
またフィンランドでは均一で新卒で入社するという概念がありません。
会社側も新卒と他の既卒者で差別することなく一緒に採用試験を受けます。
新卒の人にとっては社会人経験がある人と比べられると大変ですが、社会人経験がある人にとっては有利に進められます。
また、ある程度社会人経験を積んだあとに、興味がある分野を学び直すために大学に入学する人も多いそうです。
日本では新卒で良い会社に入れないとレールに外れたような感覚になります。
また、年齢を重ねるほど職業の選択肢が狭まってしまいます。
失敗したらやり直しがきかないことが多いです。
その点、フィンランドではいつからでもなりたい職業に挑戦出来る、そういう風潮なのは生きる上での自由度が高く羨ましく思います。
フィンランド人の生き方や働き方に対する個人的に思うこと
フィンランド人が持っている考え方、ウィルビーイングは毎日楽しく生きていく上でとても重要だと思いました。
公私ともにバランスを取り、プライベートも仕事も大切にする、まただらだらと残業をしないという点で時間を大切にしているのは素晴らしいです。
日本では仕事を頑張るには寝る時間や家族と遊ぶ時間などプライベートなどを多少疎かにしてもいい風潮ではありますが、その時間を犠牲にしてまでは働きたくない(というかそもそも働きたくない(笑))のでそこの軸は大切にしたいと考え、ウィルビーイングを意識して生きたいと思いました。
さいごに
いかがだったでしょうか。
皆さんもウィルビーイングという考えを持ってバランスよく生きればより幸せに生きられるかもしれませんよ。
では!
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